DA
15/96

014 dancyu gift美食探訪自ら壱岐牛を肥育し、飲食店も運営する壱岐の和牛専門店「梅嶋」より脂質、肉質に優れた品を焼肉用にスライスしてお届けます。塩や山葵で食べるとより美味しくいただけます。和牛のルーツともいわれる島内一貫肥育の黒毛和牛「壱岐牛」。申し込み番号 51 U 8562●モモ・バラ300g ●壱岐牛:長崎県壱岐産 ●賞味期限/20日(冷凍保存)梅嶋壱岐牛 焼肉用※商品のご注文にはお届け先の連絡のとれる 電話番号のご記入が必要となります。海沿いの広々とした草地に放牧され、潮風を受けながらのびのびと過ごす黒毛和種の壱岐牛。もともと肉質重視の血統で霜降り肉に仕上がるのが特徴。豊かな自然環境の下、愛情たっぷりに育つ。 海に面して広がる牧草地で数十頭の牛が、のんびりと草を食んでいる。紺碧の海に浮かぶ壱岐は南北17 ㎞東西約15 ㎞のやや南北に長い小さな島。3世紀後半の『三国志』の中の「魏志倭人伝」には、邪馬台国への経路として対馬から”南海を渡る千余里、一いきこく支国に至る“とあり、太古の昔から壱岐が日本とアジア大陸とを結ぶ文化の継承伝来の地として重要な役割を果たしてきたことがうかがえる。当時の歴史を物語る壮大な原はるの辻つじ遺跡からは、大陸から渡ってきたと思われる家畜牛の骨が出土しており、和牛のルーツはここ壱岐にあるかもしれないとされている。 歴史的に使役牛としても用いられてきた「壱岐牛」が、農業機械化の時代に生き残ったのは肉質が優れているからで、食味のよさでも近年ますます高い評価を得ている。『壱岐生まれの壱岐育ち、島内一貫飼育です』と肥育農家の人が胸を張る壱岐牛は、この島で生まれて島内で肥育されている。小さな島だからこそ管理や生産指導が徹底できるのも利点だ。 壱岐牛の肉は、脂身が軽やかでキレがよく、赤身にも独特の旨味がある。食感も上品で、口の中に豊かな甘味が広がる。 雄大な自然にとけ込んだ、その光景のどこか懐かしく、同じように塩を含む草を食べて育つフランス・ブルターニュ地方の羊を思い出させた。長年改良に取り組み、40年代に但馬の種雄牛を導入。肉質、肉量を兼ねそなえた壱岐牛を生み出し、その実績は全国有名ブランド肉の素牛として高い名声を博している。さらには肥育牛の血統を5代に渡り一括管理。管理や生産指導が徹底されている。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です