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016 dancyu gift美食探訪熊本県八代地方で栽培された塩トマトです。糖度が高く、濃厚な味で果肉にはごたえのあるのが特徴です。濃厚な旨みが詰まった「最高基準の塩トマト」。申し込み番号 101 T 0449●塩トマト 太陽の子ロイヤルセレブ900g(9~16玉) ●塩トマト:熊本県八代産 ●お申し込み期間:11月1日~2月末日、お届け期間:2月下旬~3月下旬※配達日のご指定はご容赦ください。エコファーマー認定生産者のやつしろ塩トマト太陽の子ロイヤルセレブ 熊本県八代市。潮の香りがする干潟を干拓してできた地だ。い草の生産が盛んで生産量は日本一を誇る八代。食の世界で有名なのは八代トマト。なかでも塩分の非常の多い土壌で育った〝塩〟トマトは全国の市場でも別格の位置づけにあるフルーツトマトだ。 〝やつしろ塩トマト〟は、大玉トマトの半分程度の大きさなのにズッシリと重く、ギュギュと引き締まっている。完熟大玉トマトの柔らかな果肉ではなく、シャリッと堅い食感の後にジュワッと香りも味も強い汁が口内に迸る。その直後に舌の味蕾が溶けてしまいそうな甘さを感じる芳醇な旨みを醸し出す。 「通常トマトは水分を吸い上げて大きくなりますが、吸いすぎると味が薄くなったり、裂果(実が割れる)したりします」と塩トマトの栽培を始めて30余年の古川寿男さん(エコファーマー認定生産者)。実はトマトは水分をコントロールしなければおいしいものはできいない。なかでもフルーツトマトの栽培では、水のコントロールが要となる。植物としてトマトの樹が、やっと生命を保つ程度の水しか与えないという「水切り」こそがフルーツトマト栽培の大きなポイントだ。 八代の海水の塩分を含んだ土壌と、水分を抑え南国の燦々と降り注ぐ太陽の日差しで育てられた「塩トマト」。横に割ると大玉(右側)より種の入った室が多い塩トマト。どちらも品種は同じ「桃太郎」。塩分ストレスを受け、じっくり育つことで果肉の密度が高くなり美味しくなる。塩トマトの樹が元気がなさそうなのは、水も肥料も「切れている証拠」。根元の土に粉を吹いたように塩が吹き出ている。実はこれ以上大きくはならない。

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