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美食探訪020 dancyu giftれたと言われている。琵琶湖の鮎がブランドとなる所似だ。「鮎は、夜明け、沖に向かって泳いでゆくんで、その習性を利用してるんですよ」と、北船木漁協の鮎漁師・木村常男さん。 琵琶湖や周辺の河川では、さまざまな方法で鮎を収穫している。午後からは、安曇川の”かっとりやな“と呼ばれるやな漁場へ向かった。”やな“とは、木や竹を使って堰をつくり、魚を獲る仕掛けのことを言い、その起源は古いといわれる。「万葉の時代からやってますよ」 と、やな漁場で出会った人が教えてくれた。安曇川の下流域に緩やかなU字形の堰をつくる。真ん中をやや高くすることにより、琵琶湖から上ってきた鮎は左右に分かれる。終点はかっとり口と呼ばれ、自動的に鮎はそこに落ちてゆく。これが”かっとりやな“だ。 琵琶湖の豊潤さ、清冽な安曇川が生み出した、鮎をはじめとする湖魚は、夏の宝物。郷土色豊かに味わいたい。 日本一を誇る湖「琵琶湖」に群れをなして遊泳する魚たち。エリやヤナと呼ばれる湖西独特の漁法で水揚げされた湖魚は、魚岩創業以来の独自の製法で加工され、佃煮や蒲焼きに姿を変えます。厳選された醬油と本みりんを使用し、時間をかけることによって、淡水魚特有の生臭さはなくなり、上品な味に仕上がります。ご飯やお酒のおつまみにお召し上がりになれば一層味が引き立ちます。自慢のタレで焼き上げる上品な味わい。申し込み番号 100 U 2910●小鮎の木の芽煮・小鮎の飴煮・ヒウオの醬油煮 各60g、大鮎の昆布巻き 子持ち×1本、大鮎の甘露煮 子持ち・オス各1本 ●鮎、ヒウオ:滋賀県産 ●賞味期限/60日(冷蔵保存)魚岩 安曇川店佃煮・昆布巻き詰合せエリ漁で獲れた小鮎は写真の12cmクラスと7〜8cmクラス、3〜4cmの稚魚に分別される。琵琶湖で獲れた鮎は、全国の川に放流されてきた歴史をもつ。安曇川の近くに店を構える「魚岩 安曇川店」。鮎、モロコ、鮒寿司など、琵琶湖の名産品を販売する。鮎の木の芽煮ほか、氷魚煮、鮎のあめ煮、エビ煮なども扱う。エリ網を端のほうから引き上げて舟の上にのせ、鮎を網の1ヵ所に追い込んでいく。※商品のご注文にはお届け先の連絡のとれる 電話番号のご記入が必要となります。

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