DA
41/96

040 dancyu gift美味探々噛み締める……と、どうだろう、たっぷりの水気が口いっぱいに広がり、噛むごとに果汁が溢れ出るのだ。普通の茄子漬けとは比べられないほどの瑞々しさにすっかり魅了された。 この水茄子漬の本家、天王寺南大門に程近い「おつけもの処 髙野」の店頭には多種多様な漬物が並んでいるが、主役はやっぱり水茄子。ショーケースの真ん中で糠から顔を覗かせる水茄子には風格さえ漂っている。 水茄子を始め、大阪野菜の復権に情熱を注ぐ髙野正良社長の案内で漬け込む様子を見せて貰った。 ひとつひとつ丁寧に塩を擦り込み、秘伝の薬味を加えた糠床に沈める。昔ながらの手作業が、水茄子の力を引き出す最良の方法なのだろう。ふっくらとした卵形、皮がやわらかく水分をたっぷり含んだジューシーな泉州の水茄子は夏の代名詞。そのおいしさは独り占めしたくなるほど。おつけもの処 髙野の水茄子漬けは昔ながらの手作業で、ひとつひとつ丁寧に塩をすり込み、家伝の薬味を加えたぬか床で漬ける職人の塩梅。この度はぬかの中でも最も高質な「白ぬか」だけを使った限定品をお届け。包丁を使わず、食べやすい大きさに手で裂いてお召し上がりください。美味しさが一際引き立ちます。水茄子は絹茄子の一種で、泉州地区特有の茄子だが、ここ10年で人気が出てきて、岸和田、泉南、泉佐野などで水茄子づくりをする農家が増えた。水茄子の収穫期はハウス物が3月から8月、室温30度、地中の温度が22度以上になると育成が進むという。露地物が市中に出回るのは6月、7月。茄子からある程度アクが出てくるので、それが内部に浸透するのを防ぐため翌日には水茄子を取り出して新しい糠床に移す。水茄子は絹茄子の一種で、大阪泉州地域特有の茄子。髙野家特製の水茄子の味噌煮。水茄子のフルーティーさが引き立った家庭の味。申し込み番号 51 U 2616●水茄子×7個 ●水茄子:大阪府産 ●賞味期限/7日(冷蔵保存)おつけもの処 髙野白ぬか床 泉州水茄子漬※商品のご注文にはお届け先の連絡のとれる 電話番号のご記入が必要となります。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です