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美味探々052 dancyu giftらの身体を使って人体実験を繰り返したという。そしてその結果、餌、水、牛舎の衛生状態、飼い主の気分など様々な要因が微妙に影響を与えているということがわかったのだ。「牛はマシーンではなく、生きた動物である」そんな想いを長年持ち続けてきた佐藤さんは、牛を無理やり食品工業に順応させるのではなく、その力を十分に引き出す環境を整えることが大事だと考えた。以降、「飼育者の目が行き届く規模での家庭的酪農」のスタイルを貫いているのである。 日登牧場をはじめとした、家庭的酪農を大切にする奥出雲育ちの乳牛の新鮮なミルクを使って作られたアイスクリームは、口に入れると滑らかな舌触り。濃厚なのにさっぱりとした後味は、丁寧に作られた牛乳そのもののやさしい味なのだ。奥出雲育ちの乳牛の新鮮なミルクからできるプレミアムアイスクリーム。木次乳業のアイスクリーム。厳選されたフレーバーが作り出す滑らかな口当たりと、濃厚なのにさっぱりとした風味です。乳化剤や安定剤などは使用しておりません。申し込み番号 101 U 7756●バニラ・いちご各120ml×3、抹茶あずき・ビターチョコ・ブルーベリー各120ml×2 ●島根県製 木次乳業スーパープレミアムアイスクリーム「マリアージュ」バニラ・いちご・抹茶あずき・ビターチョコ・ブルーベリーの5つのフレーバー。新鮮で濃厚なミルクから作られたアイスクリーム。乳牛の搾乳は一日2回、早朝と夕方に行われる。※商品のご注文にはお届け先の連絡のとれる 電話番号のご記入が必要となります。だ。佐藤さんは「これがパスチャライズ牛乳です。これこそほんものなんです」と言った。 私たちが口にしている牛乳の多くは、130度くらいの熱を2、3秒加えて殺菌したものだ。それに対して63~65度で30分間あるいは72度で15秒の低温で殺菌したものがパスチャライズ牛乳である。牛乳本来の味を大切にする低温殺菌は時間がかかるため、大量生産向きではないのだ。 佐藤さんは日本でパスチャライズ牛乳を商品化したパイオニアである。1975年から試行錯誤を始め、なんと佐藤さん自日登牧場の乳牛は茶色のブラウンスイス種。ホルスタイン種が主流の日本では珍しい。

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