DB
69/88

068 dancyu gift さて、手入れの大切さを肝に銘じたところで、出刃包丁である。 まず、日本の包丁だけあって、魚を捌いたり、3枚におろしたりするのに一番使いやすい。みね(刃の背の部分)が厚く安定感があるが、刃は薄い鋭角的な片刃。また、刃元は厚く丈夫なので、鯛など堅い魚の骨も切ることもできる。 そんな特徴を、切れ味がよく研ぎやすい白紙鋼でカタチにしたのが、この本鍛造和包丁だ。15㎝という長さは小回りが利き、鯵や鱚など小さめの魚を捌くにも使いやすい。 まずは砥石も整えて、厨房の”懐刀“として迎え入れては如何だろう。 いかに手をかけ、手入れをするかで切れ味が違ってくるのだ。使ったら使っただけ、使わなくてもそれなりに、研いで労い、対話してやることで、実にいい切れ味を提供してくれる。つまり、逆に手入れを怠ると、ひどい目に遭うことは必至。反省したところで、もとには戻らない。 和包丁を正しく使うなら、手入れまでがひとつの仕事と認識するしかない。使ったら汚れをしっかり落とし、鋼の最大の敵である水気を完全に拭き取る。そして、ひと月に一度は研ぎ、数年に一度は職人に研ぎに出す。それを忠実に繰り返せば、半永久的に素晴らしい切れ味が堪能できるのだ。日本古来の鋼の良さを再現。秀逸な切れ味の本鍛造和包丁です。魚をさばく、3枚におろすなどに最適。刀身のみね(背)が厚く安定感があり、刃は薄く鋭利です。片刃。錆びやすいので、研ぐなどのお手入れが必要です。出刃包丁 全長約29cm(刃渡約15cm)質量約225g●素材/刃:白紙鋼、柄:天然木●日本製申し込み番号 161 C 6593dancyuoriginalkitchengoods道具厳選

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です